「モンブランパカ」
またもやご無沙汰しております。トモロです。
なんとか元気にしていますが、相変わらず仕事に忙殺されています。ただいまこの状況を変えるべく、模索中。
今回掲載の画は、しばらく前に描いたものの、なかなか掲載するタイミングがなく遅くなってしまったものです。
アルパカには、毛がもこもこと伸びる、よく見る種別のほか、まっすぐ伸びていく長毛種もいます。ペルーに行った時、長毛種をみて、まるでモップのような毛に埋もれているアルパカが大変可愛くて、大好きです。
その毛の伸びっぷり、ドレッドっぽくもあって、モンブランに似ているなーという着想から、モンブラン+長毛アルパカでモンブランパカでございます。今回はパンじゃなくてケーキになってしまった。そして、若干リアルな質感になったので、ちょいとシュールになってしまいました。これはこれでよし?!
「ハードボイルドアルパカ」と20時閉店の街におけるコンビニ
「ハードボイルドアルパカ 」
こんばんは、トモロです。
今回は、描き方のトライアルもかねて、だいぶ渋めのアルパカを描いてみました。だいぶシックなトーン。可愛いとかっこいいの両立は、私の一つの理想系なのですが、今回案外できている…かなぁ。
油絵でガツガツ重ねるのは楽しいのですが、その色味とタッチの強力さゆえ、多少筆のストロークを伸ばすだけで、全然表情が変わってくる。細部は特に、集中力勝負! なかなか重い絵具を、細い筆で拾って細部を描くのは難しく、まだまだ修行が必要です。
20時閉店の街におけるコンビニ
定時に帰る! という目標を1月に掲げながらも、全く完遂できず、あっという間の2月。
大変なプロジェクトに入ってしまい、プレイングマネージャっぽく自分で手を動かし、課題に対処中。メンバーフォローは方々からヘルプは頂いているものの、手を動かし頭をフル回転させるための時間が絶対的に足りず、土日に数時間やらざるをえない日々。とほほ…。人生、考えてしまいますね。
考えて、整理するのは結構好きなんだけど、自分の時間は取られたくないのだ〜。さらに、管理職だと残業代もないしね。。。管理職特有のこの制度は正直どうなのでしょうね、とは思います。いくらでも働けてしまう恐ろしさよ。
さて、緊急事態宣言もあり、在宅勤務が主な日々です。大抵、打ち合わせも19時、20時までってこともよくあり、20時閉店の辛みがダイレクトに響いてきます。よーし、自炊するぞ! と思ったところで、もう午前様ってこともあるある。スーパーも空いてないじゃないか〜(涙)
ホントは、定時に終わってお料理したいのじゃ…。という本音はさておき、そんな中激務により空っぽになった胃袋を、優しーく満たしてくれるのは…。コンビニご飯。深夜まで勤務されているコンビニの従業員のみなさまに、心の中で感謝しつつ、仕事が終わってさくっと買ってきて頂いております。
深夜にコンビニにいくと、最近は会社勤務の人も多いのか、会社帰りのサラリーマンや、私と同様在宅勤務な人たちもちらほら。うん、私たちはコンビニに命救われている感あるね。(勝手な同族意識)
ホントは…ホントはね! 私含め、深夜まで長時間働いている人々は、もっと早く切り上げられるようにすべきで。コンビニ営業だって、そこまで遅くまでやらなくてもいいとは思うのです。
フランス留学中にそれは強く感じたことで。フランスでは、日曜スーパーも基本やってないし、コンビニなんてないし。(駅のキオスクくらいか?)閉店時間も深夜ってこともない。おかげで、従業員のみなさまも日曜は必ず家族団欒! それって、とっても良いなぁと思っていたので。
こうしてコンビニご飯にお世話になっている自分と、当時感じたことを比較すると、自分もただ、理想を想うだけで、自分が思う「あるべき社会」に寄与してないなぁ、と、ちょっとしょんぼりすることもあります。
なので、なんだか錯綜してますが。「感謝はめっちゃしてる! が、これでいいのかな?」っていうアンビバレンツな思いを持ってしまうワケです。
そんな想いを抱えながら、NETFLIXでアニメ一話分鑑賞しつつ、ご飯をいただく。そんな日々であります。
…なんかめっちゃ社畜みがありますが(社畜ですが)、土日祝日はできるだけ休めるようがんばっております…! とはいえ、平日お絵かきしたいでござる…。
2021年・あけましておめでとうございました
2021年初の記事となります、あけましておめでとうございます、トモロです。久しぶりなので、近況報告がてら、昨年の振り返りと今年の抱負などをさらっと書いてみます。
トップ画像は今年のお年賀絵で。ウシサンです。
昨年末・更新が途絶えてからの状況
2020年、9月に休暇をとり、ボチボチ創作ペースが上がってきたと思いきや、休暇明けに担当した仕事がまたもや相当忙しくなってしまい。創作の妄想はしていても形にできない悶々とした日々を送っておりました。(涙)
いつもは年内に描きあげる年賀状も年明けになってしまう始末。
昨年管理職になってはや一年。管理職のやるべきことの多さに忙殺されておりました。や、管理職になって気づいたこともまぁ色々とあるにはある、んですけどね。部下の育成、おかねの管理、クライアントとの交渉…。元々、人見知りでコミュ力など皆無に等しい人間ですから、要領も悪く四苦八苦の日々です。
年末年始休暇で少しは元気を取り戻し、少しだけリセットもできたかな。
素の自分と違う自分で仕事をする=MPを消費する
以前、いつも様々なトピックでブログを綴ってらっしゃるりとさん(id:rito-jh)が「MP消費」という言葉でコミュニケーションスキルによる消耗を表現されていましたが、まさにそれ。素の自分と全く違う自分で、毎日長時間応対することは、とってもMP…精神力を消費します。
仕事が終わるとMP不足でからっから。ベッドに潜れば一気に夢の中。そんな日々が、仕事に週5で取り組んでいる日々のスタンダードです。
*りとさんのブログ記事はこちら。
私もゲーム好きなのでMP理論とっても腹落ちしてしまいました。
エンタメで癒されるから頑張れる日々
一方で、そんな精神的に疲れる日々の支えになっていたのが…エンタメです。昨年後半は特に、NETFLIXとミステリ小説、漫画にお世話になりました。
深夜まで在宅勤務した後、コンビニご飯を買ってきてアニメかドラマを一話観る。これがどれだけ私の心を癒してくれたか…(涙)
なお、また別口で語ろうと思いますが、最近は訳あって「友人・知人が薦めてくれた作品を見るようにしていて、その結果昨年後半はたくさんの、「普通に過ごしていたら絶対触れなかった名作」たちに巡り会うことができました。
そして今年は
仕事は辛いですが、とりあえずやるところまではやり切ります。あとは、下記に取り組んでいきたいと思っております。
- [仕事] 定時退社の徹底・それにむけた効率化(一気には無理だろうけど、まずは21:00までに仕事が終わるようにする!)
- [創作] 昨年の休暇の時間を使って気づいた本当に自分が創りたいものの追求(イラストに限らず! 創作は自由である。)
- [健康] 定期的な身体のメンテナンス(毎日の朝ヨガと、週2回のジム通いが目標!)
- [生活] 料理(特にコーヒー、野菜系)の知識の高度化と技術向上
- [家族] 家族への週一回以上の連絡とケア
って、大抵こう書いてもいまいち徹底できないので、簡単なところからゆるーく、初めていこうとしています。あ、年明けてから朝ヨガは毎日続いているよ!
ブログについては、昨年は「イラストを上げなければブログ記事を書いてはいけない」と暗黙のうちに自分に制限かけていたようです。が、こうして書いていると気づきも多いし、文章で書きたいことあるので、縛られずマイペースに綴っていきたいなと思います。
毎度同じような挨拶が例年続いている気がしないでもないですが。
今年も何卒よろしくお願いいたします!
「メロンパカ」&好きなものを描く自己満足感こそ大事
「メロンパカ」
アルパカ+パンシリーズ、第三弾! 今回は、メロンパンにアルパカを載せてしまいました! メロンパンもアルパカも大好きでして、描いてて幸せでした。。
メロンパンはやっぱり、クッキー生地が大事。今回はその生地の質感を出せるよう、メディウムを使って、いつもと違う描き方にチャレンジしてみました。描いていくうちに、アルパカの描き方もいつもと違う風になりました。
しっかし、こういうものこそ原画をお見せしたいものです。
メロンパン部分、まじでざらざらなのだ。描きためて、個展チャレンジしたい。人生の目標の一つ! まずは何より描くべし!
好きなものを描く自己満足感こそ大事
今回もそうですが、最近描いた絵は、私の好きなものをできる限り素敵だろうとおもう見せ方で考え、作ってみた次第です。やっぱり、こういう自己満足感って大切だなと思います。
理由はいくつかあります。
- どこまでもこだわることができる!
好きならば、その好きな気持ちをバネに表現の仕方を追求して、デティールにこだわることがし易いと思います。
すると、表現の幅も広がり、結果的にスキルアップや、自分の強み・こだわりポイントの発見に繋がる可能性が高いです。 - 楽しい!
ずっと好きなもののことを考えられるから、楽しいです! 私もこの作品を描いている間は、ずっとメロンパンとアルパカと絵具で頭がいっぱいで、幸せでした(笑) - 自分の理想を追求し、形にできる!
今の私は「世の中にないから、自分で描いちゃえ」という気持ちで描いていること多々です。
油絵で、勢いがあってかっこいい表現で、大好きな動物を、カッコ可愛く描けないかな? というトライアルが私が今取り組んでいること。最終的には、自他ともに認める、めちゃくちゃカッコよくて可愛い作品を描きたいです!
まだその途上にあるとは言え、自分のできる限りのスキルで、自分の理想を形にできるって…いやはや、とても幸せだなぁと思います。
まだまだ目指す段階には至りませんが、でも、好きです。ええ自己満足ですが、それで良いと最近思えるようになりました(^^)
こうして改めて文章に起こすと、より考えが明確になりますね。
以前は、惰性や憧れ、承認欲求が一番の理由で、描くことが多かったような気がします。そういう時は、どこか、魂をこめきれなかったような気がします。
長年ウダウダ悩んで、今たどり着いた、「純粋に、自分が良い、欲しいものを創る!」という考えてみれば当たり前のこと。これが何より、豊かな気持ちで、継続して創り続けるための鍵なのかなぁと最近考えています。
引き続きマイペースに、でも前向きにやっていきます!
9月は少しお仕事もお休みをいただいていて、気持ちも余裕が出来ていましたが。また忙しい日々が始まりそうです。。とは言え、効率重視で仕事をこなしてしっかり絵の時間も取れるようにしていきたいです! 頑張ろー!
「チョコフェレット・サンデー」と常識に囚われず描きたいという話
「チョコフェレット・サンデー」
こんばんは、トモロです。
また油絵一枚仕上がったのでアップしてみます! 今回は、親友殿からいつも可愛さを語り倒されている、胴長イタチこと、フェレットをモチーフにした作品です!(愛しのアルパカも描いているんですが、それは次回!)
フェレットの、ピンク色の鼻と、茶色と白の毛の色から、チョコレートサンデーを連想した私は、サンデーにフェレットを忍ばせたのであります。それはもうたんまりとリッチな生チョコが乗っかったサンデーに。
調子に乗ったフェレット君は、チョコレートサンデーの隙間に身体を滑り込ませ、なぜかよくサンデーやパフェに乗っている、長い棒状のクッキーっぽいトッピングを手に持って、「これは僕のサンデーだよ、手を出すなよー」と貴方を威嚇するのでありました。
ちなみに余談ですが、どうやらサンデーとパフェの明確な違いはないそうです。なんとなく、パフェの方がモリモリ乗っかっているイメージですが。
アナログなら、自由な発想でやっちゃえよ! やっちゃいたい!
絵を描くスキルとして、基本を学ぶことは重要ですが、描きたいものに合わせて自由に発想して様々な手段を講じるのは大事だなぁと思います。
先日行った美術館で、ベルナール・ビュフェという作家様の油絵作品をみていたら、基本の段階ではあまりやるべきではないと教えられることも多い「黒」をめちゃくちゃ使っていたり、柔らかい筆(多分水彩ようとかかな?)で、めちゃくちゃカッコよくでっかくサインを描いていたり。
なんだかとても潔くて、改めてもっと自由にやっちゃえよ! と思ってしまいました。
ただ、自由にと言っても、単に一人で考えてできるようなことではないので、自分の作品の完成イメージを頭に置いて最適な手段を選びつつも、その選択肢の幅を拡げるために他者の作品を観たり、分析することは有効だと思います。今回のビュフェ美術館での気づきもその一つ、と言えます。
少し話は逸れますが、美術館の鑑賞の観点って、その人が常に考えていることから発しているような気がします。私の場合、絵の技法や画材、構図なんですが、今日美術館に一緒に行った方は編集さんだったので、表紙に使えそうな絵だなぁ…など編集観点で観ていたようで。
誰かと美術館に行くときには、そんな観ている観点をすり合わせながら、会話してみると、新しい見方が見つかったりするかもしれませんね。…と、今書いていて改めて、今日ももっと作品について議論してみても面白かったかもな〜と思いました!
「カピバラ・キウイ・キーウィ!」とキーウィの思い出
「カピバラ・キウイ・キーウィ!」
今回はアルパカではありませんが、カピバラで動物さんです。カピバラと、南国の鳥さんキーウィ、そして果物のキウイをモチーフに。
キーウィの思ひ出
かなり昔、ポケットムームーと言うプレステのゲームがありまして…そこに、丸っこい形して出てきたのがキーウィだったんですよね。
PS時代の、ポリゴンポリゴンした角ばった丸い形がめちゃクチャ可愛くて。
その時は実在する鳥と知らなかったので、ほんとにいて、大分ゲームのキーウィと似ていると聞いた時には何だか感動したものでした。
結構クチバシが長くて、意外とフワフワした感じで可愛いんですよね…(ただし、案外いかつい足がまたチャームポイント!)いつかなまのキーウィにも会いたいものです。
「もふもふ食パカ」と油絵との付き合いの話
「もふもふ食パカ」
アルパカとパンの組み合わせイラスト第二弾!
今回はアルパカと食パンのもふもふコンビを組み合わせてみました! めり込んでる感を出すのが難しかったですが、ゴリゴリ絵の具を盛っていく過程が楽しかった!
画材の巡り合わせ・実は油絵は苦手だった
アクリル絵具も試したのですが、しっくり来なくて、そんな自分にびっくり。と言うのも、実は油絵に苦手意識があったからなんです。
油絵具は、高校時代美術部で使っていました。最終的には50号の大きい作品も描いたものの、個人的には使いにくく、いつも鈍い色使いになってしまうのがいまいちで、正直苦手意識がありました。
社会人になってからは、友人の依頼で2枚ほど描いたものの、それも何年も前の話。挙句、引越しの時には「油絵具は嵩張るし、捨てようかな?」とも思ったくらい。
しかし、高校時代の恩師から、卒業の時に言われた言葉、「君の水彩より、油絵の方が好きだな」と言う一言が忘れられなくて。そして、高校時代からの汚れたパレットが、何かを訴えているような気がして。
結局、なんとなく捨てずに置いてあったのです。
その後は、日本画や水彩やデジタルや、手をつけながら、ウロウロとさまよういわば画材ジプシーでした。しかし、好きな作家を研究し、自分の理想をイメージしたら、何だか油絵だった。で、実際に絵筆をとってみたら、ビンゴだった。まだまだうまくコントロールは仕切れないけど、自分の気持ちを乗せられる画材だった。
そんな、感じが今。
と、こんなこと書きつつ、私のことなのでまた気持ちが変わるかも分かりませんが…(おい)今は油絵を軸に突き詰めてみようかな、と思っております!