「チョコフェレット・サンデー」と常識に囚われず描きたいという話
「チョコフェレット・サンデー」
こんばんは、トモロです。
また油絵一枚仕上がったのでアップしてみます! 今回は、親友殿からいつも可愛さを語り倒されている、胴長イタチこと、フェレットをモチーフにした作品です!(愛しのアルパカも描いているんですが、それは次回!)
フェレットの、ピンク色の鼻と、茶色と白の毛の色から、チョコレートサンデーを連想した私は、サンデーにフェレットを忍ばせたのであります。それはもうたんまりとリッチな生チョコが乗っかったサンデーに。
調子に乗ったフェレット君は、チョコレートサンデーの隙間に身体を滑り込ませ、なぜかよくサンデーやパフェに乗っている、長い棒状のクッキーっぽいトッピングを手に持って、「これは僕のサンデーだよ、手を出すなよー」と貴方を威嚇するのでありました。
ちなみに余談ですが、どうやらサンデーとパフェの明確な違いはないそうです。なんとなく、パフェの方がモリモリ乗っかっているイメージですが。
アナログなら、自由な発想でやっちゃえよ! やっちゃいたい!
絵を描くスキルとして、基本を学ぶことは重要ですが、描きたいものに合わせて自由に発想して様々な手段を講じるのは大事だなぁと思います。
先日行った美術館で、ベルナール・ビュフェという作家様の油絵作品をみていたら、基本の段階ではあまりやるべきではないと教えられることも多い「黒」をめちゃくちゃ使っていたり、柔らかい筆(多分水彩ようとかかな?)で、めちゃくちゃカッコよくでっかくサインを描いていたり。
なんだかとても潔くて、改めてもっと自由にやっちゃえよ! と思ってしまいました。
ただ、自由にと言っても、単に一人で考えてできるようなことではないので、自分の作品の完成イメージを頭に置いて最適な手段を選びつつも、その選択肢の幅を拡げるために他者の作品を観たり、分析することは有効だと思います。今回のビュフェ美術館での気づきもその一つ、と言えます。
少し話は逸れますが、美術館の鑑賞の観点って、その人が常に考えていることから発しているような気がします。私の場合、絵の技法や画材、構図なんですが、今日美術館に一緒に行った方は編集さんだったので、表紙に使えそうな絵だなぁ…など編集観点で観ていたようで。
誰かと美術館に行くときには、そんな観ている観点をすり合わせながら、会話してみると、新しい見方が見つかったりするかもしれませんね。…と、今書いていて改めて、今日ももっと作品について議論してみても面白かったかもな〜と思いました!