料理は日本画に似ている
お盆です。久しぶりの休みです、やたーーー!
気づいたら有給が40日以上たまってまして…丁度来週はプロジェクトでお休みとれるとのことで、やっとやっと有給消化です。ふふふー
旅行もいいんですが、この時期どこも混んでいるのと、今年は引っ越しもろもろで金かかったので自重。つか、お盆明けに向けて仕事の勉強もしとかねば。
ゆったりゲームしたり、絵描いたり、勉強したりするのを中心にしよっかなと。
さて、一人暮らしをはじめていつの間にか半年が経過しました。
なんだかんだで、実家と同程度に健康的な生活を送っている気がします。(忙しい時は睡眠不足というのはまぁ…仕事の都合なので変わりませんが。)
そして、一人暮らしゆえに気づくことも多く、はじめてよかったなーと非常に思っております。
その一番の気づきは…。
料理は楽しい!ということ。
最近とても料理にハマってまして、実家で全然作っていなかったのに、今や朝は必ず、昼は弁当を持参…というほどに、日常に定着しております。
何がおもしろいかというと…
- 絵を描くことと同様、「創ること」である。
- 作ったらすぐに食べるので、そこで必ず一度「完成」する。翌日ゼロからまた作る。
- 素材に触れると、素材の色や、カタチの美しさにはっとされることがある。
- 盛り付けで美的センスが問われる。
- 盛る器によって見栄えが全然変わる。
なんてか…最近日本画を学んでいるのですが、まさに「日本画」に近いような気がしました。「器」を選び、「自然の素材」を駆使して別のものを創り、美しく「盛り付ける」。
「器」は日本画でいえば支持体。料理では食器。
「自然の素材」は日本画でいえば岩絵の具。料理では食材。
「盛り付ける」は日本画でいえば描く行為。料理では調理・盛り付け。
油絵とかも同じでは?って?確かにそうなんですが、自然の岩を砕いて創られた「岩絵の具」という素材は、より西洋の絵の具よりも自然物に近い、かと。
と、こんな心持ちで日々調理しているので、
「おおこのミョウガ…色がなんと美しい!」
「美しく盛り付けられた。だが、赤が不足しているな…」
等、料理しながらひとり変態チックな発言を漏らしております。……一人暮らしって、独り言増えますよね?え?自分だけ???
……ここまで描くと、料理めっちゃうまく見えますけど、まだ初心者っす……。
料理の入門書の料理を片端から作っておりまする。
料理のおもしろさ、奥深さは、上記のような個人的な経験、およびその洞察によるものもあるのですが、料理研究家の土井善治さんの本でよりそれが助長されました。
料理は1汁3菜というが、1汁1菜でよい!という独自の主張を展開している本です。
ただし、その主張は、日本人の美意識、食生活に根付いた思想に裏打ちされています。
単に手抜きをしろ、というのではなくて。現代の生活に合わせつつ、季節を感じて食を楽しむにはどうすれば?という話です。
料理を通じて日本の文化、日々の生活まで考えさせられる、非常におもしろい本です。
料理好きの方はぜひ…!
ということで料理なエントリーでした
いよいよこのブログがごった煮になってきている…(汗)
あ、そうだ最後に
自分は毎日22時、23時帰りですが、毎朝の料理はほぼ必ずしています。これは自慢とかではなくて、やりようと習慣でいかようにもなるよ、ということです。
むしろ、料理という習慣があるゆえに、朝の生活がより活動的で活発になっている感じがしております。。。忙しくても、料理を通して自然に触れて、美味しいもの食べられたら結構幸せになるものです(^^)
そろそろまたイラスト描きたくなってきました。お盆に何かあげたいなぁ。