続けるための仕組み作りとは
今回は、何かを続けるための仕組みをどう作るべきか、直近の自らの経験を踏まえて考えてみます。
絵が、自分の中でスタックしている。
一方で、ギターはなんの迷いもなく進めている。
この差は一体何なのか?
と思ったのですが、ちょっと分析したらすぐ明白になりました。
鍵になるのは、下記3点。
- 評価 ー 評価サイクル、およびその強制力
- 目標 - 目標の具体性
- 学習 - 自分の師となる人の有無
ギターは、全部うまくいってる。絵は、全部だめなのです。
順にみていきます。
1. 評価 ー 評価サイクル、およびその強制力
他者からの評価を受けることで、客観的な評価が分かります。
評価によって、褒められれば、やる気が出る。
問題点を指摘されれば、改善すべきところが分かる。
評価がなければ、延々と自分で悩むことになり、悪ければ出口のない迷宮をぐるぐると回るハメになってしまいます。
だから、まず何より「評価される場」を設けるのが重要。
さらに、その「評価される」サイクルが早く、
また強制的であればあるほど、フィードバックの回数が増え、自分がどう動くべきか、どういう立ち位置にいるのか継続的に把握し、行動につなげることができます。
自分の場合
ギター:◎「2週間に一度」のギターレッスンで、「必ず」評価される。
絵 :×「不定期」のブログ・SNSへの掲載で、「たまに」評価される。
2. 目標 - 目標の具体性
目標が具体的であればあるほど、やるべきことが明確で。迷うことがなくなります。
目標が不明瞭だと、やるべきことが散漫としてしまい、結果も出ません。
自分の場合
ギター:◎Lee Ritenourの「Captain Fingers」が弾きたい
絵 :×動物とかSFとか描きたいかな…日本画も漫画もいいなぁ…
3. 学習 - 自分の師となる人の有無
師となる人がいれば、技術面、精神面で的確なアドバイスがもらえます。
いなければ、一人で悩んでしまいます。
自分の場合
ギター:◎ギターレッスンの先生が師匠
絵 :×憧れの人は数名いるが、師事はしていない
以上。
うーん、自分のケース見て頂くと明確ですね。
コンサルタントなのに、自分のことまともに分析できてなかったなーとか…。ははー。
なんとなく、「目標」が一番重要な感じもします。
目標は具体的にってよくいうけど、そうかも。
それこそ、絵だったら、「甲冑まとった魔物が、崩壊しつつある城からお姫様を助けるシーンを描くのだ!」ってくらいまで落とし込んで、ひとつひとつこなしていったほうがいいのだろうかなー。
あるいは、「この絵師のこの作品を完コピする!」っていうのもいいかもしれません。
武道でも「守破離」っていいますが、まずは真似から。次に自分のオリジナルを作る!と。
ということで、何かを続けたいが続かない方、
「評価」「目標」「学習」、それぞれどんななってるか、見直してみるのもよいかと思います!
ーーー以下は個人的な内省録、暗いけど、絵描きで悩んでいる人は共通点あるかも。ーーー
絵はほんとに今後どうすべきか…。
心の奥底で、「小さなころからずーっと続けていて、自分には絵しかない、だから手放したらもう自分はなんの価値もないんじゃないか」という想いが淀んでいる。そんな気がしている。
昔から絵がうまいねーって育った人は、同じような思いしている人もいるんじゃないかな…。
もう少し掘り下げると、
変なプライドが邪魔して、「自分は絵が結構描けるべき!だから、うまく描けないのはただのスランプ!」ってばかり言い訳して、まともに自分の実力と向き合えてないというのもまた問題として、あります。
もっと純粋に、絵という表現に向き合いたいものです…。もやもやする…。
(そういう意味では、今「弾きたいから弾くんじゃ!」というギターへの想いは、超ピュア。。。この気持ち、ほんと大事です)
そんな感じ。