憧れというものの厄介さ
布団に横になれば意識する間もなく夢の中にトリップするはずが、おかしい。今日もがっつり仕事して、疲れてるはずなのに寝れない。
どうも調べると、病院で受け取った抗生物質が原因のようで。。
人生初くらいな不眠体験、不眠症の人のつらさがわかりました。
眠れないものはまぁ仕方なしということで。
早朝ひとりさらさら絵の練習をしながら、最近考えてたことをもやもや脳内でこねてた。
憧れというものは厄介、と思う。
ああ、あの絵素晴らしい。この彫刻、たまらなく好き。
展覧会は勿論、今やpixivや雑誌でだって、そういう気持ちになることはままある。
ああ、こんな作品すごいなぁ。
こんなふうに創れたらな。
無意識に、そう思ってしまう。
でも、でもさ。
冷静に考えると、実はそうでもなかったりするのだ。
例えば自分の場合、超緻密で幻想的な風景画がかなり好きだ。
でも、それを描いている自分を想像しても、しっくりこない。何か違う。
勿論、想像してこれぞ自分が創りたいもの!とぴったり一致する場合もある。
でも、よーく思い返して、丁寧に創ってる自分を想像していくと。
「創りたいと思ってたけど、実はそういうわけじゃない」というものが、かなりあることに気付いた。
憧れてるだけなのに、それを無意識の内に、自分がなりたいものに取ってかえてしまってる。
自分のような欲張りでロマンチストな人は、そんなことが実はあるんじゃないかなー。自分だけかな?
まぁそんなわけで
自分が創りたいものって何よ?と丁寧に辿っております。
という朝の独白。