太陽光を100%活用できるようになる、らしい
最近仕事で勉強不足を実感しているので、
自分の勉強も若干兼ねつつ、きになる情報をリサーチしてみます。
雑学的にみてもらえればよいかと…あっ、そこからネタできたら漫画に展開します(笑)情報収集といいつつネタ集めもかねているので!
みんなが使っているスマホやら、スマートウォッチやら。
電子デバイスには、半導体が入っています。
その半導体、長年の間でがんがん小型化が進み、ついには我々の使う携帯電話も、あんなに小さくなりました。(初期の携帯電話なんてカバンの状態だったらしいですぜ…もはや携帯じゃないわな)
ただ、その小型化って、近年は物理的に限界がきていて、これまでのようにサクサク小型化していけなくなってきたといいます。
それが、新素材「グラフェン」をうまいこと使うことで、「光」を利用した半導体の小型化については問題が解決できるようになるようです。
で、何がスゴイのか?
さて、それで何ができるようになるのか? 例えば、太陽光発電がめっちゃ効率的にできるようになって、人の生活も太陽光発電だけでもできるようになっちゃう、かも!
そもそも太陽光発電は、デバイスが太陽の光を吸収し、半導体経由で光を電気に変換・蓄積する仕組みです。
ただ、これまでは光のエネルギーを100%変換することはできておらず、せいぜい40%程が限界でした。
参考:
太陽光発電のしくみ|太陽光発電基礎知識|JPEA 太陽光発電協会
これが、グラフェンをうまいこと利用すると100%、エネルギーをげっとできちゃうようになるということです!
蛾の目がヒントで実現。つまり自然ってスゴイ
この100%吸収の優秀な子、技術開発のヒントは蛾の目だったそう。
蛾の目の構造が、100%光を吸収する構造になっていて、そいつを応用したらうまいことできちゃった、ですと。
いやはや、人間が何十年もかけて悩み続けた問題を、しれっと自然が解決策を隠しもっていたなんて。自然ってすげぇっす。。。
(番外編)「半導体」は、元々はモノの性質を示す言葉だった
さて上記の調査の際にいろいろみていて、
あれれと思ったのですが。
当たり前のように使われている「半導体」という言葉、そもそもはモノの電気の通りやすさを示す言葉だったようです。その中のひとつがいつのまにやらモノそのものを指すようになったと。
- 「導体」:電気を完全に通す
- 「半導体」:電気を一定条件下で通す
- 「絶縁体」:電気を通さない
半導体の性質をうまいこと調整して、色々なモノに応用していたら、
いつのまにやら「半導体を調整し、電気をうまいこと使う仕組みを備えた集積回路そのもの」を半導体と呼ぶようになったようですね。
全然気づかなかったなぁ。。。