トモロコシ畑

油絵を使って動物を描いています。創作活動のご報告、日常の雑記など。

旅の名前は、「Shirakami Revenge Match」!

 明日から、emは旅に出ます。

 そう、旅にタイトルをつけるならば―――Shirakami Revenge Match。もう、あの悲劇を起こさない。きっと、今回こそ勝つ!

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 ……ん? どういうテンションかって。それは……記事を読んで頂ければきっと! お分かりいただけるかと。

 目次です。

 

すべてはあの日から始まった。

 そう…あれは確か、201〇年の2月、だったと思う。当時大学生だった私は、青春18切符を使い、関東からはるばる青森まで、鈍行列車を乗り継ぎ向かったのだった。

 青森は日本海側の沿線を、海沿いすれすれに走る電車、五能線。この景色を堪能するために、1日半をかけて、鈍行にひたすら乗った。

 

 当時もモンハンが流行っていて、北にいっても、モンハンの人気はとどまらず、高校生くらいの学生たちは電車で大盛り上がり。

「俺、リオレイア行きたいわ~」

 話題はわかるが、北に行くほどに、モンスタの発音が若干なまっていて、それを聞くとああ、遠くまできたなぁと改めて実感する。同時に、モンハンの繋がりを感じる。

『俺もリオレイア好きだよ!』(←心の声)

 

 新青森に到着。もう21時頃。

 ……見事に、吹雪★

 ていうか目の前さえ見えない……白銀の世界。まさにモンハンの雪山。その時は徒然一人旅で、宿の予約はせず、行く先々でネカフェにとまっていた。

 さて、新青森のネカフェ……駅前に……な…いだと?!その事実に驚愕しつつも、なんとか宿を探す。安宿がなんとかみつかり、駆け込む。……暖房が弱くて寒い。ダウンにくるまりながら一夜を明かした……

 

 ……あれ? ちょっとまった。いやいや当時の旅行記を書く気じゃなかったのに!すみません調子に乗りました。色々と思い出してしまって笑

 

 気を取り直して。

 

 まぁとにかく吹雪だったわけです。

 で、三内丸山遺跡という、新青森からバスでいける、縄文時代の遺跡にいこうとしたんですが……。バスが到着したものの、遺跡らしきものが見えない。

 あれ? と探し回り、遺跡のスタッフさんに聞いてみたら……、

 

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「あ、遺跡? 君の足元だよ。雪に埋もれててね。」

「雪!? 埋もれ?! えっ???」

 はい……雪に……埋もれておりました……。

 まさか、こんなことがあるとは。油断しておりました。

 青森の雪、おそるべし。唯一、屋内の展示はみれて、大変見応えがあったことを覚えております。

 

 さらに。

 目的の五能線……。

 最初はよかったものの、乗り込んで数駅経過した時点で。

「雪のため、沿岸通れません。バスで迂回しますので、乗換お願いします」

 

 Σ迂回

 海が拝めず……。いや、危険だったろうから仕方ないけども!

 

 ……そんな、結果だったのです……。

 それが数年前。

 

 これはこれで、雪のすごさを知り、また、雪に閉ざされた世界は音もせず、まるで誰もいないかのような不思議な世界で。なかなかどうして、とても好きだったんですけど。ですけど、やっぱりちょっと、悔しい想いがあり。この度、リベンジすることにしました!

 

 ……ちな、おわかりかと思いますが、真冬に乗り込む私が悪い、という話ですw

 皆さま、冬場はご注意くださいませ~

 

 

遂に来た復讐の時。

 はい、勝手に復讐心を燃やした私ですが、明日からまたそのリベンジに行ってきます。今の会社のプロジェクトが、奇跡的にお盆休みとなったので、混んでいる時期ではありますが、どうしても行きたくて。

 

 今回は、ちょっとお盆休みも仕事やデザインの仕事も入っているので、あまりゆったり時間を使えず、新幹線と夜行バスで往復します。(この年でよく夜行バス、といわれますが、全然いけますよ~♪)

 3日間のプランで、三内丸山遺跡五能線のリベンジをしつつ、ずっといきたかった白神山地にいき、スケッチしようと思っています^^新幹線といいつつ、車も使わない旅なので、合間でぼーっとキャリアのこととかも考えたいなぁ。

 

 天気はイマイチっぽいんですが、雨や曇りだったとしても、それはそれで水墨画っぽい美しさがあると思うので、どうあろうがいってきます!

 今回は雪に埋もれる事件はないはずだし!

 

 

旅にタイトルをつけると、ぐっと楽しくなる!

 Revenge Matchなんてようわからん名前をつけちゃいましたが、旅にタイトルやテーマを持たせると、ぐっと楽しくなるような気がします。

 私の旅のプランニングは、第一目的とイン・アウトを決めて、外堀の予定を埋めていくスタイルで作るのですが、やっぱり第一目的に沿って名前を決めるとなんかテンション上がります。プランニング好きなもので、結構友人と出かけるときも自分が勝手に旅のしおり的なものまでつくっちゃうこと多いんですが、数日間の旅行の時には、1日1日にサブタイトルつけたりして笑

 

 旅って、非日常の新しい物語だと思うのです。

 フィクションの中にもないような経験ができることだってあるし、まさに物語。それにタイトルをつけると、ひとつの作品を体験してる感じになりませんかね?(^^)

   あと、なぜShirakamiかというと、白神山地、からとってます!今回は白神山地メインなもので!

 

 ということで、明日から行ってきます~!

 久しぶりのまったり旅だ~^^

 

 無駄にタイトル部分描いてしまいましたが、やっぱりペンで描くのはいいですなぁ。