智の素

ITコンサル兼絵描きの雑記。日記、世の中考察、本のレビュー、作品掲載など。

昆虫のカタチに良し悪しなどない

ジャポニカの昆虫表紙が復活するらしい、よかった!

www.itmedia.co.jp


これ、もともとは保護者の「気持ち悪いから昆虫はやめてくれ」っていって、昆虫表紙が廃止になった、ってのから続いているお話ですよね。
 
正直、気持ち悪いからやめてっていう意見自体、非常に驚きだったし、また悲しかったです。
 
 
まず、昆虫を気持ち悪いと感じてしまうことが驚き。昔はクワガタとか人気じゃなかったですか?
そもそもカタチにいいわるいなんて価値観はない。
しかし、虫を駆除する技術が発達し、外で遊ぶ機会も減ってしまった今や、昆虫という存在は未知の存在に近しいのでしょう。
人は自分が理解できないものを怖がったり、おぞましく思いがちなのです。
そう、目に見えない霊を怖がったり、自分が理解できない人を厭わしく思ったり。
だから、昆虫も未知で理解できない、気持ち悪い、となってしまったのかな。
 
私も小さい頃はインドア派で、それこそ昆虫なんか小さい頃の自分には未知のもので、怖かったです。(あ、でもジャポニカの表紙はきちっと昆虫表紙でしたよ!昆虫をみて、なんの科目のノートだったか思い出していたような。)
でも、外に出るようになって、海外ふらふらしてみたら。
未知のものはおもしろく、自分の世界を拡げてくれるものだ、と思うようになりました。
だから、たかがノートの表紙とはいえ、されどノートの表紙。日々触るものに、世界の未知のものを入れてもいいじゃないか。むしろ、日々見れない昆虫だからこそ、写真であれ触れさせる機会を与えるべきなんじゃないか、と思っていました。
だから昆虫の復帰は嬉しかったです。
 
 
 
てかこんな真面目なお話しなくてもですね、クワガタとかかっこよくないですか。
あんなフォルム、人にはないですよ!インスピレーション湧きまくりです!
。。。と思うんだけどなぁ。
 
自分は去年ダイビングライセンスをとって、一目海中で出あったときから、ウミウシに一目惚れですよ。
あの色とカタチのバリエーション、そして憎らしいくらいの小ささ。最初は、アオウミウシの配色の良さと鮮やかさに、やられました。
あ、思い出したら海行きたくなってきた。。。そろそろウミウシに会いにいかなくては。
 
話がさっきからずれすぎですが、とにかく昆虫表紙、復帰して嬉しいということです。
過去に執着するわけではないけど、気持ちわるいからっていう動機で変えられてしまうのは、切なすぎます。
 
 
<追記>
記事サイトリンクがうまく繋がっていなかったので、ITmediaの記事リンクに差し替えました。
ITmediaの記事はもうちょっとツッコんだ「本格復帰」の有無について書かれていまして、1つおや、と思う一節がありました。
最近は小学校で新学期に教師がノートを指定し、子どもたちに買うよう指導するケースが多く、「子どもたちは自分で柄を選ぶことができなくなってきた」という。クラスに虫嫌いな子どもがいる場合は教師も配慮し、昆虫が表紙のジャポニカ学習帳の指定を避けてしまう。昆虫の表紙をなくしたのは、そういった事態を防ぐためでもあるという。
ここで気になったのが、「教師がノートを指定」という点。
ノートをとるという行為は、知識を整理する方法を自分で考え、自分なりに落とし込むアウトプットの原点だと思います。
その行為の先にある媒体がノート、整理の方法如何でノートの適切な形態は変わってくる筈。自分で選ばないのが当たり前の状態になっているのならば、子供自らが考える機会や、アウトプットの幅を狭めてしまっているのでは。
 
学校にとっては大量購入にスケールメリットがあるとか、先生にとっても回収するときに揃えやすいとか揃えることの利点はあると思うのですが、単純にだから指定してしまおう、というのもちょっと考えものかなぁと感じました。