のびのびと仕事をするために大切な要素は、人間関係含めた「環境」だと思う
こんにちは、トモロです。相変わらずバリバリ働いています。もう少しで管理職っぽい。
最近、忙しいは忙しいのだけれど、何だか気持ち良く、のびのびと仕事ができているように感じています。
今やっていることは、VR(Vartula Reality)やAR(Augmented Reality)の新しい技術を使った仕組み開発やその提案で、新しいがゆえの情報の少なさに四苦八苦はしているのだけれど、それでも精神的に辛いと思ったことはあまりありません。
以前も同じようなことをしていましたが、正直今の方がのびのびできているように感じる。
何が違うのだろう、と考えた。
私なりの答えは、人間関係含めた「環境」の違い。今改めて振り返ると、どういう観点で環境を考えるべきかまとまってきたので述べてみます。なお、環境は違いでしかないので、私に合っていたから誰にでもハマるとは思いません。
が、どうあれ見るべき視点という観点で言うと、大方の人にハマると思うんだよなぁ。ということで、一つご参考に。そこそこベテランくらいの年次になってきたからこそわかることも多いです。
私が考えるポイントは、下記3点。
- 自由に意見を言え、多様な意見が尊重される環境か。
- やっていることに興味が持てるか。楽しいか。
- 自分の能力を活かせる環境か。
以下、もう少し詳しく語ってみます。
1. 自由に意見を言え、多様な意見が尊重される環境か。
うちのチーム、いや会社全体そうだけども、自分自身の「意見」を常に持つことが求められる。
それは必ずしも正解でなくていいのだけれど、ちゃんと考えて、腹落ちした「意見」が大事。意見があるからこそ、意見をぶつけ合って、より良い方向を考えることができる。まずその「意見」を自由に言えるか、まして若手からベテランに向けて忌憚なく言えるか、がポイント。
さらに、その言った意見が平等に検証され、扱われるか。もちろん、ベテランの人たちの意見は、実績があるがゆえに、若手と並べて”より良い意見”と見なされるケースもあるだろう。でも、必ずしもそれが正解でもない。全員が平等に意見を出して、フラットに選択されること。これがまず大事だと思う。
若手が意見を言って常に却下される組織だと、若手は考えなくなり、自信をもつ機会が減るし、上司がたとえ間違っていたとしても誰も気づけない。すると、仕事内容や、その先のお客様にはベストなものは提供できない。
常に意見を持つことは、常に考えろということと同義であり、とても疲れることではある。最小限の労力で仕事をすることを前提にした場合、必ずしもこの環境がベストではない。
でも、自分は違うスキル、考えを持った人が集まって、より良い成果を出すことが、複数人で仕事をする上でとても大切だと思うし、そのほうが刺激的で好きだ。だから、このポイントは重要だと思う。
2. やっていることに興味が持てるか。楽しいか。
できれば、自分がやっている分野に興味を持った方が楽しいと思う。仕事とプライベートの区別をきっちりつけられにくくはなるけれど、プライベートで楽しんでいることが、自然と仕事に繋がって、評価され、人の役に立ったら最高でない?
以前は、自分は仕事とプライベートを区別しようとしていて、プライベートでやっていることがふわっと繋がったら嬉しいな、という感じだった。今は、仕事の内容もよりプライベートで興味を持てることに近づいていて、思い切って仕事で使っているデバイスを買って使ったりしたら、プライベートの世界も広がったし、仕事の納得感が増して、自然と勉強できていて。いいことづくしだった。(ただし散財が…笑)
趣味を仕事にすると辛い、というが、それとはまた別で。何だろう、堅苦しく考えるのではなく、とにかく自然体で、好奇心を持って、素直にやってみる、使ってみる、動いてみる、というのが大切なのかもなぁ。
3. 自分の能力を活かせる環境か。
興味が持てればそれでいいと思いがちなのだけれど、実はこの自分の能力が活かせるかどうか、ってかなり重要な気がしている。
以前いたチームは、やっていることに興味はあるし、意見も言える環境で、上司やチームメンバーは皆有能で、大変刺激的なチームだった。でも苦しかった。なぜか? 自分が活躍できる場が、他のメンバーと比べ少なかったから。
明確な強みがあれば、人に頼られるし、自信も持てる。でも、活躍できなければ、意見は却下されがちになるわ、自信はなくすわ、だんだん辛くなってくる。そういう心境になると、焦って勉強とか始めるんだけど、焦っているから楽しめない。と、だんだん悪循環に陥ってくる。
別に公言しなくてもいいけれど、何らか自分が活かせる、今活かせなくても楽しんで勉強できて伸ばせるようなあるといいなぁ。と。
今のチームはそれが明確で、自分もプロとしてしっかり深めて勉強して、語れるようになろう、と前向きに思っている。専門外のところはまだまだだけれど、そこはチーム。互いに強みとするところをカバーしあって、総合的にベストな成果が出せれば、ね。
以上、こんな感じでした。
就職や転職で仕事を選ぶ時にも、上記のような視点でみるのは大事かなと思います。入らないとわからないケースが多そうではありますが。。
人生の大半をしめる仕事だからこそ、楽しくのびのび取り組みたいものです。自分も引き続き楽しくやりつつ、管理の仕事が多くなりつつあるので、皆がのびのびできる環境を作っていきたいなぁ。