【海外見聞録】ペルー旅行・クスコ、マチュピチュ 、リマおススメスポットと反省
こんにちは、トモロです。
だいぶ久しぶりになってしまいましたが、今回は、訪問したクスコ、マチュピチュ 、リマのおススメスポットと反省点を描いてみます。
今後行く方の参考になりますよう。
先に概要を明記!
- クスコ:
市街はコンパクトで周りやすい。場所を探せば、ごはん・宿の選択肢が多く、滞在費は安く抑えらえれる。周辺に多くの遺跡あり、遺跡好きはおススメ。
アルパカやリャマをちょいちょい観ることができる。観光者相手に、写真撮影ができるような場で、だけれども。 - マチュピチュ :
観光地なので滞在費が高い。。周辺は山。
登山やマチュピチュ遺跡など、行きたいとこいったらもう十分かな。ただ、もちろんマチュピチュ遺跡は行く苦労に見合う素晴らしさよ! - リマ:
町が…めっちゃ広い。山手線ぐるっと一周…より広いよな?
交通の足は多いが、地元民向けのものが多くて慣れないとタクシーベースが安パイ。
滞在費は安くも高くもできる。美術館や博物館がたくさんあるし、高級店から市場まで行く場所には事欠かない、地区によって色も違うので、長期滞在しても楽しそう。
。。個人的にはクスコが一番好きです。アルパカにも会いやすいし笑
さて、現地の写真も交えながら、各都市のおススメスポットを書いてみます。
クスコ
アルマス広場
街の中心部。この中心部の周囲はカテドラルなど、昔の石の建造物が残っていて、とても雰囲気があるのです。どこから写真を撮っても壮観。
そして、標高が高いゆえなのですが、空ががっつり開けていて開放感抜群なのも良い。賑わいと、開けた空、そして歴史的建造物が醸す落ち着き。それがこの広場の素敵なところです。
マラスの塩田
クスコから徒歩ではいけない場所にたくさんの遺跡があります。1日バスツアーを組んで色々回ったのですが、一番見応えがあったのがここ。
バスやタクシーでサクッといける距離です。山の斜面にがっつりできていて、しかもとても広い。
塩田の見え方は季節によっても変わるそうなのですが、我々が行った時には茶色の地に白くキラキラした塩が映えていて、綺麗でした。
白い背景に、塩田の管理をしている皆さんのカラフルな服が映えていました。今でも塩が取れるので、この塩田の入り口や、クスコ市街では、ここで取れた塩が売られています!
他の遺跡もよかったけれども、反省・初日にたくさん詰め込んではいけません…(涙)体が高地に慣れていないのと、長時間フライトでヘロヘロな所に欲張ったところ、遺跡どころじゃなく疲れ切りました(涙)
遺跡のバスツアーについては、クスコ市街でかなりツアー会社があります。価格もそれほどではない(交渉の余地もあり?)のと、結構話せば融通きかせて行きたい所を繋げて行ってくれます。正直、多くの遺跡が歩いていける距離ではないのでタクシーかバスツアーで巡る方が良いです。
また、各遺跡に入るには料金がかかるのですが、全ての遺跡の入館チケットがパックになったものもあります。130ソルで有効期間は10日間。対象の施設は16で、市内の美術館博物館も対象です。確か、3,4箇所以上行くならお得だったと思います。
購入はアルマス広場脇の小道を少し行ったとこ。大きな人気のなさげな建物の中なのですが、ちゃんと受付があります。
アワナカンチャ(通称アルパカ牧場…)
アルパカ好きは行くべき場所です。まじで天国です。
ぶっちゃけ、アルパカ牧場しかないです。ほんとに牧場だけ。でも、色々な種類のアルパカ、リャマ、高級毛皮ので有名なビクーニャ様まで、一堂に介している素晴らしい場所です。そのまま何時間でも居座れそうでした。。
クスコからは地元民用のバス(コレクティーボ)があるらしいのですが、時間の都合上使わずにタクシーで行きました。2時間くらいかな、ピサックとクスコの間くらいに位置する村…(なのか?)です。
アルパカの歴史や研究が展示された施設、アルパカの放牧場、アルパカ製品の売店から成ってます。ええ、それだけです。でも、アルパカ好きの聖地と言えるほど、情報が濃厚です。
まず迎えてくれるのは、アルパカの長毛種「スリ」の子たち。…モップ…? モンブラン? ドレッドヘア?? …可愛い!!!座ってる子の毛もたまらない!(トモロ心の声)
他の普通のアルパカもいるのですが、多分そこまでまめに毛刈りされていないようで、日本では絶対に見れないもふっとしたアルパカたんたちが見れます。
もともとアルパカは、南米の高所に住んでいる動物で、標高の高い場所の寒さにも耐えられるような毛の作りをしているんですよね。で、日本は、パカちゃんたちには暑い。だから、毛刈りが必要なのです。一方、南米ではもともと住んでいた場所ということもあり、そこまで毛刈りをしなくても大丈夫なのです。
とアルパカが今マイブームなトモロは、いつまでも語りそうなのでここで止めておきます笑
以上がクスコのおススメスポットでした!
マチュピチュ
マチュピチュのおすすめというても、まぁ遺跡がありますので! 遺跡のみるとこポイントでも書いてみます。
おっと、マチュピチュ遺跡に行く途中・列車の停止駅であるマチュピチュ村も、観光地だからかとっても街中の建造物が凝ってて歩くのが楽しいですよ! 下記はゴミ箱。いいなーこんなゴミ箱。他にも、歴史を描いたモニュメントなどもあります。
肝心のマチュピチュ遺跡ですが、何気にリャマが放牧されております…! ただ、野生ではなく広告の撮影のために連れてこられ、そのまま放置されて今に至ると、ガイドさんからは聞きました(いいのだろか…)リャマちゃんたちは気ままに遺跡の草を食べて、その辺をうろうろしてます。(アルパカじゃなくてリャマであることに注意! いやリャマも可愛いんだけども!)
観光客の前をのんびーり通ることもありますが、それは運次第!私はもう見かけるたびにリャマのおけつを追っかけてしまいましたが(変態)
遺跡の中に入るにはガイドさん同行が原則で、ガイドさんは遺跡の入り口で簡単に見つかります。人によっては日本語OKの人もいるし、個人でOK、グループもOKと人により色々です。価格も違いますので、会話して良さそうなら…という感じで良いかと思います。
私がお世話になったガイドさんは、インカ時代の血を引いているお兄ちゃん。どことなく日本人にも似ている…。とにかくバンバン写真を撮ってくれたのが印象的でした笑あと、説明に熱が入りすぎて、終盤飛ばし飛ばしになったり笑 でも、インカ時代の血を引いているからこその話もあって、とても面白かったですね!
実は、インカ帝国の公用語「ケチュア語」は、日本語と似ていて、今でも第二外国語として学習できる、とか。まさか日本語に似てるとは。こんな遠い地での奇遇さ、面白い。
遺跡そのものは、期待通りですが思ったよりやっぱり広いです! あと、ほぼほぼ屋外ですので、雨の時はがっつりびしょ濡れになりますので注意。スタッフバッグとか完全防水のバッグ、および上下のレインウェアは、時期によっては用意必須かと思います。
自分は甘くみて、バックカバーと上側のレインウェアだけでしのごうとしましたが、失敗して濡れ鼠状態になりました(涙)
リマ
リマも実は滞在2日半ほどだったため、そこまでまわれませんでした。何しろ、とにかく広いんです。なので、ピンポイントで恐縮ですが書いてみますね。
ミラフローレス地区の海岸線
海水浴客や、ランニングしている人たちで賑わってます。海がキラキラ。
ただし、海岸に行くならば、歩きでのアクセスはまじでおすすめしません。海岸の脇は、実は断崖絶壁になっていて、その高台部分に住宅やホテルがあります。海岸と高台の間には、ポツポツ階段が設置されているのですが、数がまじで少ない。Googleマップに出てくる分しかない。
「いうても登る階段くらいあるっしょ!」と甘くみて、ラルコマールというミラフローレス地区あたりからずーっと海岸を南下したら…延々炎天下の元を歩き続ける羽目になりました。海岸に行くなら近場か、タクシーの送迎がベターです。
インカ・マーケット
リマ市街地・内陸部にある市場です。お土産物はここでだいたい見つかる。ってくらい、かなりのお店があります。お客さんでたくさんということもないので、ゆっくりみれる。多分仕入れ元がどこもだいたい同じだからか、似たようなTシャツやグラスをたくさんみるのですが笑、だからこそ、知らないTシャツを探したり、自分好みの柄を探すのが楽しかったです。
ラルコ美術館
リマ郊外にある美術館。南米の各時代の出土品が、これでもかと展示されています。日本語ガイドもあり、がっつみると本当に見応えがあります。
私は高校の歴史でインカ帝国のこと知り、「キープ」という縄を縛って書く文字にずっと興味があったのですが、キープの現物をみることができてもう、感無量でした。いまだに解読ができていないそうなのですが、うーん、発想がすごい。
ラルコ美術館の中には、エロティックな出土品を集めたスペースもありますが、ダイレクトな表現におおっとなりつつ(笑)、性や身体の当時の精神性を学べてとても興味深かったです。
リマはあと、バランコ地区という代官山っぽいところやら、ラルコ以外の美術館やら…もっともっと面白い場所がありそうなので、ちょっと悔しいです! でも、クスコやマチュピチュとは全然違う気候、雰囲気で、とても面白かったですね。
以上、一週間ほどの短期滞在ではありましたが、書くだけ書いてみました。今後行く方にも少しでも参考になればいいなぁ。
ペルー話は一旦これで一区切り、かな。あとは…どこかで自分なりの旅の楽しみ方について書きたいところですが、取り急ぎお付き合い頂きありがとうございました^^
ペルーご飯とアルパカが恋しいので、ペルーはまた行きたいなー。