【海外見聞録】マチュピチュ旅行・準備編 個人手配の場合の事前予約モノ
こんにちは、トモロです。
前回に続き、ペルー話。
今回は地味ですが、個人手配の場合の準備事項をまとめます。今後個人手配を考えている方はご参考ください。
なお、本記事は、2019年4月時点の情報ですので、今後、特にマチュピチュやPerurail等の手配方法は変わる可能性があります。随時最新の情報をご確認ください。
個人手配の大前提
- 個人手配は、とりあえず面倒です。
額面で考えると、ツアーよりも10〜20万円安くなりますが、ツアーはそこそこのレベルの宿が付いている、日本語ガイドが随時同行等オプションも充実していますので、実質トントンかと。手間賃を考えたらむしろマイナス? - 手続きは大抵英語です。
翻訳技術が進んだ今、翻訳オンリーも不可ではないと思いますが、若干ニュアンスが取れないようなケースもあることでしょう。また、現地で何かあった場合も英語がベースになりますので、出来るだけ最低限の英語が使えたほうが良いです。 - 自由にプランを組めます。
ツアーは世界遺産や見所を回るプランとなっているケースが多いと思います。自分もですが、街中を練り歩き、そこで生きる人々の生活や空気に触れたり、マイペースに行きたいところだけ行きたい、という人は個人手配、またはフリープランのツアーが良いでしょう。
ペルーでいうとマチュピチュやナスカ等、アクセス不便な名所に必ず行きたいという人は、ツアーの方がかなり便利かと思います。
要するに、旅のどこに重きを置くのか、により、個人手配かツアーか向き不向きが変わってくると思います。 - ということでまとめると、個人手配には下記の通り向き不向きがあると思っております。
個人手配推奨:
- ある程度時間の余裕がある人
- 英語に自信がある人
- 自由に日程を組みたい人
ツアー推奨:
- 時間の余裕がない人
- 英語に自信がない人
- とりあえず名所を効率的に周りたい人
* 添乗員なしの航空券+ホテルのみのフリープランなんかもあるので、
旅の内容との相性はもう少し幅広くあると思います。プランとご相談
今回の手配条件
ペルー3都市巡り・手配内容詳細
ざっくりかくと、下記6点となります。
- 航空券の手配(成田-リマ-クスコ) *必須
- 鉄道の手配(クスコ-マチュピチュ) *必須
- ESTAの申請 *米国経由なら必須
- マチュピチュ遺跡の入場予約 *任意(時期/条件次第では事前手配すべし)
- ホテルの予約 *任意(時期/条件次第では事前手配すべし)
- 海外旅行保険の手配 *任意
以下、順番に説明していきます。
1. 航空券の手配(成田-リマ-クスコ) *必須
成田からクスコへの行き方
成田からペルーへの直行便はないので、米国かカナダ、あるいはヨーロッパ経由での入国となります。各乗り継ぎ場所からクスコ直行もありそうですが、数は少なそうですね。
今回は自分は、下記の経路で予約しました。復路は一度リマで泊まったため、クスコ-リマと、リマ-成田は別手配です。
往路:成田→ロス→リマ→クスコ(LATAM航空)
復路:クスコ→リマ(LATAM航空)
リマ→アトランタ→成田(デルタ航空)
予約は格安航空券を扱うサイトから予約。skyscanner等で調べて予約しました。
マチュピチュ遺跡があるマチュピチュ村には空港はないので、後述の鉄道を利用することになります。
なお、リマ-クスコ間は鉄道以外にバスなんかもあるようです。でも結構時間がかかりそうですね。ただでさえペルーまでの行程が長いので、飛行機を利用し効率的かつ疲れずいくのも作戦です。
航空会社に関して
あとで航空会社についても書きたいですが、LATAMはかなり安い&JALのマイルがたまる、デルタはサービスがしっかりしており、多くの大手航空会社が提携しているスカイマイルがたまります。
LATAMはネットの意見でも良い悪い諸々書かれてましたが、自分は全然大丈夫でした! オンラインチェックインもしやすいし、機内食も量が適度でGOOD。インカコーラも出たし笑
2. 鉄道の手配(クスコ-マチュピチュ) *必須
クスコからマチュピチュまでの行き方
クスコとマチュピチュの間は鉄道が走ってます。PerurailかIncarailどちらか。自分はあまり考えずにPerurailにしてしまいました。結構高いです! 片道7,000円〜10,000円くらいかな。席の等級をあげたらもっともっと高くなります! 仕方なし。
予約は公式サイトから。サイトのトップページで、目的地マチュピチュを選択し、日付選択すると座席を選ぶページに遷移。空いているチケットを選択して、支払い、という流れです。
予約時の注意
予約後に受け取るメールを必ず見ていただきたいのですが、ネットでの予約だけでは確定していません! 出発の1時間以上前に、現地の窓口に行く必要がありますのでご注意。窓口リストはその予約後メールにリストアップされています。クスコの空港、クスコの中心部に窓口があるので、忘れずに行けば大丈夫です!
自分はクスコの空港にて、その場で窓口にいき、正規の券を発行してもらいました。お姉さん優しかった^^ 窓口では、予約番号が必要なので、予約後のメールを印刷していくと便利です。(印刷したものを窓口に出したら一発でした!)
全然関係ないけど、Perurailの制服がかっこいい。
Perurailの座席について
座席は一番したのランクの座席でも十分景色見れましたよ〜。ビスタドームという、少し良い席もおすすめです、窓がおっきいし、飲み物と軽食が付いております。下記ビスタドームでの軽食と車窓からの風景。往路・進行方向向かって左側の座席でした。
3. ESTAの申請 *米国経由なら必須
ESTA申請が必要なケース
ペルーまでの往復の乗り継ぎに、米国を経由する場合には必ず申請が必要です。
特定の国の国民はビザの申請不要で米国を経由・入国できるが、その免除のために申請が必要、というプログラムです。
ESTA申請の方法
申請のために窓口まで行く必要はなく、オンラインで申請〜承認まで完了します。
申請から承認まで、最長72時間ほどかかるようですが、自分は1日で結果きたかな。詳細と申請サイトは下記参照。
申請には14ドルかかりますが、2年有効です。
なお、申請後承認されても連絡は来ないので、随時ご自身でステータスを確認しにいく必要があります。approvedになってればOK!
カナダ経由の場合
カナダ経由という経路もありますが、どうもカナダもビザ免除プログラム「eTA」というものがあり、申請が必要なようです。ご参考まで。
4. マチュピチュ遺跡の入場予約 *任意(時期/条件次第では事前手配すべし)
遺跡予約が必要なケース
マチュピチュ遺跡の公式サイトより予約。遺跡の周辺には、マチュピチュ、ワイナピチュという山があり、登山にも予約が必要です。
遺跡、山それぞれ時間帯ごとに入場できる人数が決まっており、特に山は入場可能人数が少ないので、チケットはすぐ売れてしまいます。山に登りたい方は必ず、出来るだけ早めに予約すべし。
自分が行った4月半ばの期間は、実はヨーロッパの皆さんの春休み期間でして、二週間前の時点でほぼ山は全てチケット完売していました…。遺跡は出発直前でもあったかな。
遺跡入場の予約方法と注意事項
遺跡は現地でも予約できるのでしょうが、入山の時間なんかも関わってくるし、遺跡までにいくバスの予約にも遺跡の予約チケットが必要なので、出発前に予約していくほうが無難です。
予約はこちらから。
なお、予約と支払いは別ステップなので、予約しっぱなしにならないようにご注意を。
予約したら、BOOKING FROMが、支払いまで終わったらACCESS TICKETをPDFでダウンロードできるようになります。(支払い後のメールにもリンクが入ってました)
この時、必ずACCESS TICKETを印刷して現地に持参すること!
どうも、間違ってBOOKING FROMだけ持っていく人、支払いしてない人が多いようで、トラブルの原因となっているようなのです。ご注意下さいまし。一応どんなもんか貼っておきますね。(旅行中大雨に見舞われたため、浸水しにじみまくってます。悪しからず。)
また、マチュピチュ村から遺跡まではバスまたは登山でいくことができます。遺跡までのバスは、上記の予約チケットを持参の上、マチュピチュ村のバスチケット購入場所(案内が出てますので、すぐわかります。バス乗り場の近く。)でチケットを購入します。往復24ドル。なかなかなお値段です。ソルでの支払い、クレジットも可。
5. ホテルの予約 *任意(時期/条件次第では事前手配すべし)
これもまた任意です。
今回は上記にも書いたように、ヨーロッパの皆さんの春休みと被り、かなりホテルが埋まりつつあったので、全て事前に予約していきました。現地で探すのも楽しいけれど、時間を取られるのは間違い無いので、時間節約したい場合は事前手配した方が良いかと思います。Expedia等を利用。
6. 海外旅行保険の手配 *任意
これまた任意です。必要なら。
以上。事務手続き系の話ばかりですが、色々なブログ等参考にさせていただいたので、自分も同様に誰かの参考になればと思い、書いてみました。
次回は持参したものと服装について書きます!
マチュピチュ旅行の概要記事はこちらを参考ください。