映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』感想
とにかくアツく、あっという間の2時間でした。
あまりにアツすぎて、映画観る前に落ち込んでたこととかもう吹っ飛んだよ!仕事でのミスの落ち込みとか、マッドマックスの世界で輸血袋になるより数倍マシだよ!
ということで、ちょっと語らせてください。マッドマックスの感想を!
ちょうどさっき観てきたばかりで、テンションがマッドマックスですのでご注意ください。
ネタバレ防止のため一応続き扱いにします。
マッドマックスシリーズの4作目らしいですが、私、過去の作品まったく観ていません。
友人に「何やらおもしろそうだから行こう!」「お、そーなの、いくいく!」ってノリで観に行っただけです。
なので、「おもしろいっていうけどどこがおもしろいのかな。考察するぜ!」という感じでいったら、考察するとかいう余裕もなく翻弄されました!
まずツカミがイイネ!世界観と絶望感の演出がいい感じです。分かり易い悪役の姿もよい。悪党がわっさわっさボスの元に集まって、「イエェェェェイア!!!」って奇声あげて車ぶっとばして、北斗の拳かよって。
ストーリーは至ってシンプル。世界観は素敵なまでのディストピア。うーん、分かり易い!
正直ですね、ツッコミどころはたくさんありました。
マックスの前に現れる幻?とか、伏線かと思ったら全然回収されないし。(シリーズモノだから、過去作品観ればいいのかな?)
砂漠で暮らす人々が、衣食住をどう賄っているかワカランし。(おばあちゃん達、どうやって暮らしていたん。。。?虫食べてた?)
フュリオサがなぜに隊長にまでのし上がったのかも気になるし。。。
でも!そこをみても有り余るスリルと、世界観がありました!
カーチェイスはほんとにアツい。正直何が起きてるかわからんときもあったけど、危険なシーンが矢継ぎ早にくるのでハラハラして目が離せませんでした!
VFXの技術も素晴らしくて、もう全然CGだからどうとか違和感感じなかった。
あのカーチェイスシーンの構成には感服です。
で、世界観。
分かり易いディストピア世界なんだけども、衣装と乗り物が凝りに凝ってて、良い。(ガスマスクとか、個人的に好きなガジェットが多かったっていうのもある^^;)
強烈に印象に残ったのは、もはや戦場にいる意味なくね?っていう非常にシュールな楽器隊の皆様と(何度心中でツッコんだことか)、武器を持って戦うおばあ様達!
楽器のひとたちは、戦場でひたすら演奏してるだけだしもうなんかよくわかんないんだけど、出るたびにフフッってなったんだけど!それがいい。
いくらなぎ倒されても、演奏しようとする彼らの心意気には感服しました。
そしておばあ様方!ゴーグルに銃にマフラーってもうほんとたまらんかっこいいです!バイクで風を切り、啖呵切って敵をばったばった銃身でなぎ倒す!いいですね~!
え、マックスとフュリオサは?
って、二人ともすごいかっこよかったんだけど、色々と第一印象を裏切られた楽器隊とおばあ様方がどうにも気になりまして!
フュリオサは、運転シーンが多かったので、肉弾戦ももうちょっとみてみたかったかも。すごいかっこよさそう。
ともかくも、観て理解するというよりも、感じる映画でした。
久しぶりにこんなアツいアクション観ました。おもしろかった!
映画館に来る前、仕事でミスしてちょっと落ち込んでいたのですが、落ち込んでいた気持ちもカーチェイスの爆炎と共に吹き飛びました!
誘ってくれた友人には感謝です!
そういえばマッドマックスのゲームも出るみたいですね。ちょっと気になるかも。。。